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今回、取材のためモキナイフ本社に伺ったのだが、インタビューをした部屋にはびっしりと
過去に制作して来たナイフ達が飾られていた。過去一度に見たことのない大量のナイフに
囲まれていたのだが、ギラギラしたナイフ、いわゆる一般的に危険なナイフという威圧感、
雰囲気は不思議と感じなかった。それは国内でも珍しいナイフ専門製造メーカーという業態で
110年も受け継がれてきた先代からの理念によるものだった。
モキナイフは先代櫻井茂一氏により刃物製造が始まり終戦の混乱期に2代目茂貴氏により
櫻井ナイフ製作所を設立し企業として本格的にナイフ製造が始まる。
高度成長期を経て1907年にオリジナルブランドに着手し社名もモキナイフ株式会社に
改名し国内外へと進出。2017年には創立110周年を迎えた日本が誇る老舗中の老舗
のナイフメーカーだ。今回、4代目代表 櫻井 哲平氏に話を伺った。
モキナイフは海外との取引が盛んで特にナイフ文化が盛んなアメリカを筆頭にヨーロッパ、
特にスウェーデンなどと取引が多いという。
しかし日本国内ではナイフ専門製造というのがとても珍しく、法律の改正などの煽りを受け
ナイフ製造業界が衰退していく中、今でもナイフ専門製造をこだわり続けている。
■ナイフは道具である■
ナイフは道具である という先代のナイフへの思いは強く、戦時中も軍刀など殺傷用武器の製造は
行わないという意志を貫き道具としてのナイフを作り続けた。そんな大変な時代を切り抜けた覚悟
から、時代が変わり法律が変わり苦境に立たされ、他がナイフ製造から退き販売しやすい包丁や
ハサミ等の製造に業態を変えて行く中でもナイフ作りを続けられていると言う。
そのため、国内では残り少ないナイフ専門の企業として君臨し続けている。
■分業から内製へ■
関の刃物業界はもともと分業体制の産業ではあった。しかし近年はどこの製造業でも同じ問題
を抱えているが、モキナイフでは職人の減少に伴い社内での職人育成を強化し、すべての工程の
内製化に努めている。職人の確保、育成は時間もかかりとにかく大変である。
正直そこが一番難しいのかもしれない。常に悩みは尽きない。
しかし、デメリットばかりではない。内製化の強化に伴い職人ならではの繊細な部分がシェア
し易く製品の完成度はもちろん、新しいアイデアや新商品へと繋がっていく。
■人の手に握られる道具は人の手から生み出さなければならない■
先代の言葉に「人の手に握られる道具は人の手から生み出さなければならない」というものがある。
これはモキナイフ会社の理念でもある。
櫻井氏は言う。理念に基づき、生み出す技術力、普遍的なデザイン、切れ味、美しさ、フィット感、
存在感、物造りにおいてすべて妥協をしない。1本のナイフにできるだけ手をかけて作り出すことを
心掛けているのだと。良いところは残し、改善すべきところは変えていく姿勢で、100年以上の間、
常に技術力を磨いてきた。実用性と装飾性のバランスを考えたデザインは、すべて自社製。飽きのこない
デザインは、創業当時からのこだわり。厳選した日本製の鋼材を使用して、繊細で緻密な行程を丁寧に進め
て行くことで、最高の切れ味を実現している。ブレードの仕上げはもちろん、ハンドル部分には天然素材を
使用するなど、美しい仕上げは、モキの最大の特長の一つです。人類が初めて手にした道具であるナイフは、
見た目だけでなくフィット感を重視し、手の延長線上にある握り心地を意識している。
モキナイフのナイフは昔からのユーザーやファンの間では品質はもちろん、デザインなど全体のバランス感が
とても良く、どことなく女性的でもあり「威圧感のないナイフ」と言われており、定評がある。
それは、先代からのナイフへの思いと残していった言葉を大切に受け継いでいる証拠でもある。
ナイフは人類が初めて手にした道具の一つとも言われている。時には武器として使われてしまうことも
あるが、やはり人類が豊かになるための万能な道具として今現在まで耐えることなく唯一、受け継がれて
きているものでもある。
モキナイフはそんな道具としてのナイフをこれからも人類に伝え続けてくれる企業なのである。